育児についてパパさんに質問です。
- 悩みがある。
- 迷いがある。
- 不安になる。
上の3つのうち一つでも当てはまる方はいますか?
わたしは3つともありました。
パパさんも悩みながら育児をして大切な事も不確かなまま時間が過ぎているんではないですか?
ここでは、パパとして現在も二人の育児中でありながら、わたしが大切にしている3つの事をお伝えしていきたいと思います。
Contents
パパの育児で大切な3つの事
育児について私は正解は無いと思っています。
この文章を書けたのは沢山の人からのアドバイスや育児本、特に影響を受けたのは精神科医でスクールカウンセラーでもある明橋大二氏の著書に大きく影響を受けています。
育児で大切な事と言えば、いくつもの言葉が聞こえてきそうですが、お子さんが生まれてから義務教育が終わるころまでのポイントを書き出してみました。
3つに絞ることは中々難しいことですが、シンプルに大切な事を書かせていただきました。
では1つ目を見ていきましょう。
パパの育児参加で子供の自己肯定感
少し不安になるデータ(調査結果)があります。
幼少期に男性が育児に参加している家庭とそうでない家庭でお子さんが10歳になった時にアンケートを実施。
『自分が生きていても仕方がないと思う』と答えたお子さんの割合 育児参加 :6.8% 育児不参加:18.5% 『自分は一人ぼっちの気がする』と答えたお子さんの割合 育児参加 :15.9% 育児不参加:30.8%
もちろん地域や家庭環境、ママなどこのアンケートに影響を及ぼすものは沢山あるでしょうが、パパにとって見過ごせない結果ですよね。
パパが育児参加をする場合。
- ママも育児の負担が減ります、それがママとお子さんのより良い関係が作りやすくなる。
- お子さんはママだけでなくパパからも愛されている実感を持ち、自己肯定感が⤴
- パパが褒めてくれるとお子さんが友人関係や学校、社会に出ていくときの勇気になる!
まだまだありますが、私はこの3.の事に大いに共感があります。
きっとお子さんの心に安心感のようなものが育つように感じます。
最近では自己肯定感という言葉がだいぶ認識されているようにも感じますが、お子さんの心を育てるうえで一番大切な事なのかもしれません!
(自己評価や自尊感情ともいわれますよね。)
これは『自分は生きている価値がある』とか『大切な存在だ』、『必要な人間だ』というような気持の事です。
人として土台となるはずです。
ママを大切にする
パパが育児をしていく上でもしかしたら一番大切なるかもしれません。
育児は以前は女性がするものでした。
けれど社会が変わっていき男性も育児参加の機会が増えてきました。
しかしどちらがメインとなり子に接するかと言えばやはり女性という形は残っていかもしれません。
一日中育児をしているとママは気持ちの余裕がなくなり心が疲弊してしまいます。
そんな日が毎日続いていくんです。
パパも会社で働き毎日疲れて帰ってきます。
『俺もヘトヘトでかえってくるだから子どもの面倒や家事をするのは当たり前だろう!』
と思っていたら上手くいきますか?
大切なのは感謝の気持ちですよね?
『いつもありがとう』や『助かってるよ』と一言あるだけで家庭の雰囲気はよくなるんじゃないでしょうか?
家事や育児は終わりがありませんし誰からも褒められることもありません。
その一言があるだけで、救われた気持ちになるといいます。
そしてその言葉や気持ちは必ず父親にも返ってきます。
相手の言葉に耳を傾けることがたいせつです。
これはただママと話をするということではなくて大切なのはしっかり話を聞いて理解してあげるということです。
男性は会話に結論を出したがります。
女性の話を聞いているとつい男性は『こうしたほうがいいよ。』とかすぐ結論を求めたりしてしまいます。
しかし女性はそういったことよりもただ話を聞いてほしかったりすることの方が多かったりするのです。
『そうだね』とか『よくわかるよ』、『大変だったね』など共感してほしい部分が多いじゃないでしょうか?
あと大切な事が『でも』『だけど』『しかし』という否定の言葉はだめですよ。
小学校4年生ぐらいまでは沢山甘えさせる!
甘えさせる…甘やかす…見極めが難しいですよね。
個人差もあるし環境や時代もありますよね。
ただ言いたいのはしっかりと親の愛情を得た子どもは自然と時期になれば、自立していくということです。
甘えることで愛情が満たされれば、「わたしはあ母さん(お父さん)に愛されている!」
と感じることができ自己評価が上がり、相手に対する信頼感も上がっていきます。
心の土台に安心感があり、ひとに対して信頼が持てるし、思いやりも持てます。
人間関係を築いていくことができるのです。
反対に十分に甘えることのできなかった子どもは、愛情が満たされずに「わたしはお母さん(お父さん)に愛される価値のない存在なんだ!」
と感じ、自己評価も下がり、ひとに対する信頼感が下がってしまいます。
信用できない気持ちや怒り、憎しみが生まれやすい心の状態になってしまいます。
小学4、5年生以下のお子さんが甘えてこなかったりしたらきっと我慢しているのかもしれません。
一緒にいる時間をいつもより長くして、スキンシップを取ったり、怒るのを少し控えてみてください。
【甘える】ということは人間にとって必要な事なのです。
それはお子さんだけでなく、大人にとっても生きてゆく上で大切なものだと思います。
育児とは親を変えてくれる経験
ここ最近は本当に男性の育児休業制度が浸透し、制度を利用する人も多くなってきてるようです。
ただし本当に日本中で安心して制度を利用できてるかと言えば、そうではないのが現状。
ある会社では「人員不足でそれどころではない!」
「今の会社の雰囲気じゃとても上司に言い出せない。」
現状は難しいですね。
しかしお子さんに関わることはパパにとって、大きく言い換えれば己の人生を見直す重要なきっかけになります。
お子さんに関わることで遊びやゆとりなど優劣なくありのままの価値を認めるとか、損得なしの関わり合いとか仕事とは全く違った喜びがそこには確かに存在します。
お子さんに関わることでパパが癒されてまた明日への活力となって仕事に励むこともできます。
それは決して時間やエネルギーを犠牲にすることではなく、父親の人間性を豊かにし幸せを与えてくれるものなのです。
わたしは正直育児にこんなに深く関わるなんて考えてもいませんでしたし、子どもたちをこんなに愛おしいという感情が生まれるとも思いませんでした。
そして子どもがいることでこんなに仕事を頑張れるなんて自分に驚いています。
育児をしているんですが子どもに助けられているような感覚が不思議とあります(大袈裟ですかね笑)。
親は子がしっかり育ってこどもの足で社会で幸せに生きてゆくことを親は心から願ってますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パパの育児に大切な事を書かせていただきました。
日々の育児の中でこの文章が少しでも役立てば嬉しいです。
気軽に試してみてください。
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