こんにちは、冬に間、皆さんのお部屋は快適であたたかいですか?
- 暖房器具を付けてもいつまでたっても暖まらない!
- 冬の間は常に暖房の設定を強にしている!
- 冬の暖房光熱費が高すぎる!
なんて人にこの記事を読んでいただきたいです。
最近は温暖化が進んでいるので、冬は寒くない、なんてことはないですよね。
やはり冬は寒いです、朝晩はやっぱり深々と冷え込みます。
私は栃木県の中心から外れた所に住んでいて、標高でいえば414mです。
(東京は約30~60m)
だいぶ高い地域でだいぶ寒いです。
そして中古の一軒家なので少々隙間風はあります。(笑)
そんな家(部屋)に住んでいるからこそ、知恵と工夫で寒さを防いで暖かく快適に過ごしておりますので是非皆さんにも試して頂きたいです。
Contents
電気代をかけずに寒い部屋を暖かく保つ方法を紹介!
新築の家であれば、気密性は十分で、暖房の熱の循環もしっかりと計算されていたりと超快適な生活環境が一年を通して、用意されていると思います。
しかしそれなりの築年数があったり、今のような高気密住宅でない家は夏はともかく冬の寒さは身に応えますよね。
なんとか少ない経費で大規模な工事や修繕をせずに、光熱費を抑え,暖かく快適に過ごしたい思いからいろいろな工夫をしてきたので、さっそく見てみましょう。
リビングを第一に暖かくする
「まるで魔法瓶のような家」なんて今どきの新築のうたい文句がありますが、それを築年数がたった家に当てはめても無理なのです。
廊下も玄関も、家全体を暖めるなんて、難しいですよね。
ならば、まず一番生活の中で滞在時間が多いリビングから暖めていきましょう。
考え方はシンプルです。
寒い風が室内に入ってくるので部屋は暖まりません。
それを防ぐことから始めます。
よくある外気の侵入口
- 戸の隙間
- 窓ガラス
- キッチンとリビングのつながり
- 洗面所とのつながり
戸の隙間
外の寒い空気は玄関から廊下、そして部屋に入ってきます。
その寒い空気を少しでも少なくしましょう。
部屋を暖かくすればするほど、冷たい空気が入ってくる場所が特定できます。
色々な方法がありますが、お部屋の扉に合わせて対策を講じましょう。
例えば開き戸の下面は必ず床が傷つかないようにスムースに閉まるように空間が開いています。
スポンジ状や刷毛上になってる隙間テープなどで空間を埋めちゃいましょう。
販売してるものは厚みや幅が様々なので、自分の戸にあった隙間でハサミやカッターで切ってみてください。
ポイントは隙間より1~2ミリ程度長くです。
※足りない場合は木やプラスチックなどの板を貼った上に隙間テープを貼ると上手くいきます。
そうすることで床面にスポンジが密着して、空気を遮断します。
多少ガタガタでも大丈夫です。
まず分かりませんし、1~2ミリ長くすることでハサミで短く切りすぎたところもカバーしてくれます。
もちろん扉の開閉が多少スムースにいかなくなりますが、それが気密性が増した何よりの証拠です。
しばらくすると馴染んできてそんなに気にならなくなりますよ。
窓ガラス
窓ガラスは遮断されてるようで実は全然冷気の侵入口です。
新しい住宅なら、ペアガラス(二重窓)で断熱材が入った壁並みに気密性がありますが、一枚ガラスであれば、冷気はドンドン伝わってくるし窓枠と窓の隙間からすごい勢いで侵入してきます。
結露でびしょびしょ。
なんなら、夏は虫まで入ってしまいます。
方法は、断熱二重窓パネルを取り付けたり、窓にプチプチを直接貼り付けたり、断熱カーテンを取り付けたりと色々ありますが、夜は-10℃まで達するこの地域では一番効果があったのは、窓枠ごと断熱シートで覆ってしまう方法です。
これはびっくりするぐらい効きます。
窓は壁に埋め込まれるようについてると思いますが、その壁のところから全部覆ってしまうのです。
接着方法はマジックテープです!
そうあの子供の靴などに付いてるビリビリのやつです!
構造的にはペアガラスのようなイメージで、空気の層を間に作り出します。
取付方法
- マジックテープ(粘着タイプ)のループの方を壁に接着、取れやすいので業務用ホッチキスなどで留めると来年もそのまま使えます。
- マジックテープ(粘着タイプ)のモヘアの方をループに合わせてきれいにくっつける。
- 2の粘着シールをはがして断熱ビニールを貼り付ける。(ピンと張りたいので二人作業)
- 寸法より少し大きめで断熱シートを注文し多少は、ずれるので余った部分を切る。
掃除や換気をしたいときは半分ビリビリをはがして行えますし、何せ素晴らしい断熱力!
やる前はマジックテープ接着面から冷気が入るだろうと予想してましたがほんとにわずかに漏れるだけで全然影響ありません。
しっかりと貼れてると寒い夜になると次第にビニールが膨らんでパっと張ります。
ビニールが気になる方はその上から薄手の柄布をかけてしまえば明かりも入るしおしゃれですよ。(マジックテープの色は壁紙に合わせると気になりませんよ。)
夏も冷房効果が抜群です。
この方法以外ですが、先ほど挙げた二重窓パネルは効果は発揮するが、極度の寒さでは結露してしまう。
毎日朝、結露を拭くのは結構面倒ですよね。
窓に直接プチプチを貼るのは見栄えが悪いし、窓の断熱効果はあってもサッシから冷気が入ってしまうし、剥がすとプチプチの跡が消えない。
断熱カーテンは遮断性能が落ちるし床についてればホコリが沢山付着してしまう。
長所短所ありますが、住んでいる場所や地域、部屋によって方法は変えていいと思います。
因みに我が家はお風呂は二重窓パネルでリビングと寝室は断熱ビニールを使用しています。
キッチンとリビングのつながり
リビングの間取りによりますが、キッチンと一体型になってるタイプでは、余分に暖房器具の熱量が必要になります。
例えば、リビング8畳+キッチン3畳では12畳分の熱量が必要になりますし、もしキッチンに窓があれば余計に光熱費がかかるでしょう。
キッチンにいる滞在時間はどれくらいでしょう?
短いならば、暖める必要はないですよね。
だからと言って、間仕切りをしっかりと作る必要はないんですね。
薄手のカーテンの様なもので仕切りができてれば、十分に熱は遮断されて、快適な空間が実現するでしょう。
完全に遮ってしまうと、キッチンへの出入りもしにくくなるので、人ひとり通れるくらいの隙間があってもいいんじゃないでしょうか?
そうすることで料理をしている時も多少の暖気が漏れてきて、寒くはないと思います。
イメージでいえばスーパーやコンビニでガラスケースの扉がない状態で商品が陳列してありますよね。
あれは冷気の流れを循環させることで、空気の壁のようなものを作っているんです。
多少の熱交換はあるでしょうが、十分に温度が維持できるようになっているんで、似た考え方ですね。
洗面所とのつながり
洗面所とのつながり部分もキッチンと同様ですよね。
扉が付いている場合は必要ないでしょうが、我が家では何故か洗面所への出入りが激しいので出入りおたび冷気がリビングに入ってきます。
足元近くまである薄手の暖簾のようなものを突っ張り棒で垂らして仕切っているので出入りする方もリビングでくつろいでいる方も快適です。
こんな結露対策もある!
これまで紹介した窓断熱対策を家中の窓にする!
結構大変ですよね!
それなりに費用と、時間や労力がかかりますのでとりあえずリビングと寝室、お風呂だけは対策をしてほかの部屋は別の方法はいかがでしょうか?
例えば、子供のおもちゃ部屋、荷物だけがある倉庫代わりの部屋など使ってない部屋ありますよね。
その部屋は暖めないので、大量に結露することはないが、でも何もしないと結露がたまりやがてカビの発生原因になります。
窓に湿気吸収パットやタオルなどで対策する。
パットは交換する必要がありますし、タオルも一回一回洗わなければ、不衛生でしょう。
家にある扇風機やサーキュレーターを窓に直接当ててみてください。
朝、窓を見て驚きます。
一滴もついてません。
風を当てることで湿気を飛ばしてくれます。
電気代は数円かかるでしょうがかなり快適です。
(カーテンは開けて窓に風を直接当てることがポイントです。)
まとめ
寒い部屋を暖かくする方法を色々と詰め込んでしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
住んでいる空間を快適に過ごす工夫は他にも沢山あると思いますが、今回は費用の面と労力の面を意識してご紹介しました。
日本は春夏秋冬があり素晴らしいですが、夏の暑さや冬の寒さを暖かく(涼しく)快適に過ごせてこそ、その良さを感じられるのかもしれませんね?
もし一つでも気になる方法があれば、是非ためしてみてください。
ありがとうございました!
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